頑張れマスコミ

2015年3月20日 (金)

★ … サリン事件から20年

                       https://www.facebook.com/BarStation

 


阪神淡路大震災の日もそうでしたが、サリン事件が起きたこの日もポケットベルが鳴った時にはなぜか起きていたのです。「起きてたか? 街の中を救急車が走り回っている。大至急、神谷町の駅に行ってくれ」でした。当時は宮内庁詰めで、私も手伝いに駆り出された一人でしたが、社会部内には数日前からオウムが何か仕掛けてくるかもしれないという不気味な緊張感が漂っていて、「ついに…」という感じでした。


現場情報はなし。しかも、現場に向かうタクシーへ、ライバル社の幹部である叔父の、予想外の伝言が届きました。「長い記者経験からとてつもなく危険な匂いがする。お前のことだから前へ前へと行くだろう。理由を作って現場に行くな」。子どもの身を案じるまさに親の言葉です。それを聞いて、逆に自分に火が着いたことを思い出します。


現場に着いてみると駅は閉鎖、指示を受けて近くの慈恵会医大へ。フロアー、廊下には人が溢れていました。後で知るのですが、別件の取材で神谷町近くにいた先輩カメラマンが駅に突っ込み、サリンを吸って病院に運ばれていました。記者クラブに戻ると、他社の記者たちもみんな疲れ、部屋は重い沈黙に沈んでいました。その夜、記者仲間とある会合に一緒に出掛けたのですが、彼はそこで生涯の伴侶と知り合います。この日は思い出深い一日なのです。








2014年1月28日 (火)

★…契約社員を貶めるな

                    https://www.facebook.com/BarStation


凄い違和感…。

きのう一日、農薬混入事件の報道を見ていて、なにか引っ掛かったのです。で、何が引っ掛かっるのか考えていたところ、各社の見出しにある「契約社員」という表現でした。こういう風に「契約社員」という部分を強調した見出しが使われると、「契約社員はなんかやらかす」といったイメージを撒き散らかします。しかし、事件と「契約社員」にどんな関係があるのでしょう? その裏側には、「契約社員」に対するマスコミの、拭いがたい差別意識が潜んでいるような気がするのです。


 

しかも、「正社員がやった犯罪じゃないんだから」と、問題を容疑者個人に押しつけ、事件を起こした会社の罪を曖昧にする効果まで生む。事実の公表に手間取り、被害を広げた幹部は全員が正社員でその罪もまた重いのに。なので今回の事件では、工場の一員という意味で「従業員」という言葉を使うべきではないですか? 逮捕時の見出しを見比べてみると、使っていたのは古巣の新聞社だけでした。

「正社員」、「契約社員」の区別なく、「同一労働同一賃金」であるべきで、日本がめざすのは、そんな社会ではないのですか? そのためにも、まずはこういうところから直していくべきでしょう。

 

2016年1月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            
無料ブログはココログ