きょうのサントラ

2013年12月10日 (火)

★…[ きょうのサントラ ] ラロ・シフリン

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Vol.25
TVドラマ「スパイ大作戦」からオープニングテーマ


この音楽、導火線にマッチで火を点けるオープニングの映像…。そして番組冒頭で本部からの指令を受け取る時の「おはようフェルプス君〜なおこのテープは自動的に消滅する」という決まり文句がいまも鮮やかによみがえります。米国では1966〜73年までCBSで放送され、日本では67年からフジテレビ系での放送が始まりました。私が見ていた時のリーダーはジム・フェルプス。彼は二代目のリーダーで、演じていたのはピーター・グレイブスでした。グレイブスは71年にこの番組でゴールデングローブ賞を受賞していますから、まさに彼の代表作です。ラロ・シフリンの音楽は、マルチな才能を発揮してきた人らしく、4分の5拍子を用いたダイナミックな仕上がりです。96年からトム・クルーズが主演する「ミッション:インポッシブル」としてリメイク版の映画が3度作られていますが、このパンチのある音楽を捨てるわけにはいかなかったんでしょうねえ。






 ■■■ 作曲家の肖像

ラロ・シフリン(Lalo Schifrin=1932年6月21日~)

 アルゼンチンはブエノスアイレス生まれで、本名はボリス=クラウディオ・シフリン。父はヴァイオリン奏者だったこともあり、音楽との関わりは早く、6歳からピアノを習い始め、エンリケ・バレンボイム(ユダヤ系の名指揮者ダニエル・バレンボイムの父親です!)の指導を受け、その後、アンドレア・カラリスに師事、音楽大学でもクラシック音楽を学んでいます。1950年代初頭にはパリ国立高等音楽院に留学、オリヴィエ・メシアン、シャルル・ケクランに師事していますから、彼も元々はクラシックの本流を歩んだ人ですね。

 しかし、フランス時代にジャズ・ピアニスト、アレンジャーとしてキャリアを歩み始め、1950年代終わりに帰国してからは、ジャズ・ミュージシャンとして名が知られるようになりました。60年代に入ると、トランペット奏者のディジー・ガレスピー率いる楽団のピアニスト兼アレンジャーとして参加、アメリカに移住します。米国ではクインシー・ジョーンズやスタン・ゲッツ、カウント・ベイシーやサラ・ヴォーン、ジミー・スミスやルイス・ボンファといった花形アーティストとの共演を重ねています。

 映画やテレビの音楽を手がけるようになったのは、米国で所属していた「ヴァーヴ・レコード」が映画製作会社「メトロ・ゴールドウィン・メイヤー(MGM)」の子会社だったからだそうです。才能を買われ、親会社が制作する映画やテレビシリーズのための音楽を書くようになりました。多才なんでしょうね、その後も、作曲だけでなく、編曲家、ジャズピアニスト、そして指揮者としての活動も積極的に展開(あの「三大テノール」のツアーで指揮者を務めたこともあります!)、何足ものわらじを履いての国際的な活躍が続いてきました。

 シフリンといえば、「ブリット」や「ダーティハリー」、「燃えよドラゴン」といった映画の音楽、「0011ナポレオン・ソロ」、「スパイ大作戦」、そして「スタスキー&ハッチ」といったTVシリーズの音楽が有名ですが、67年の「暴力脱獄」、68年の「女狐」、76年の「さすらいの航海」、79年の「悪魔の棲む家」で作曲賞、80年の「コンペティション」で歌曲賞、83年の「(未公開)スティング2」で音楽(編曲・歌曲)賞と、アカデミー賞に6回ノミネートされています。また、グラミー賞の方は21回もノミネートされていて、「スパイ大作戦」の音楽などで4回受賞しています。


 ■■■ 主な作品(wikipedia参照)

………映画

ライノ!(1964)
危険がいっぱい(1964)
シンシナティ・キッド(1965)
暴力脱獄(1967)=第40回アカデミ
ー賞作曲賞ノミネート
ブリット(1968)
太平洋の地獄(1968)
マンハッタン無宿(1968)
女狐(1968)=第41回アカデミー賞作曲賞ノミネート
ゲバラ!(1969)
戦略大作戦(1970)
THX 1138(1971)
ダーティハリー(1971)
大自然の闘争 脅威の昆虫世界(1971)
シノーラ(1972)
ダーティハリー2(1973)
燃えよドラゴン(1973)
突破口!(1973)
四銃士(1974)
鷲は舞いおりた(1976)
さすらいの航海(1976)=第49回アカデミー賞作曲賞ノミネート
テレフォン(1977)
ジェット・ローラー・コースター(1977)
悪魔の棲む家(1979)=第52回アカデミー賞作曲賞ノミネート
オフサイド7(1979)
エアポート'80(1979)
バトルクリーク・ブロー(1980)
世界崩壊の序曲(1980)
コンペティション(1980)=第53回アカデミー賞歌曲賞ノミネート
0086 笑いの番号(1980)
ブルベイカー(1980)
おかしなおかしな石器人(1981)
セダクション 盗撮された女(1982)
ダーティハリー4(1983)
バイオレント・サタデー(1983)
スティング2(1983)=第56回アカデミー賞音楽賞ノミネート
ダーティハリー5(1988)
F/X2 イリュージョンの逆転(1991)
ビバリー・ヒルビリーズ じゃじゃ馬億万長者(1993)
ランナウェイ(1997)
タンゴ(1998)
ラッシュアワー(1998)
ラッシュアワー2(2001)
女神が家にやってきた(2003)
サン・ルイ・レイの橋(2004)
ダイヤモンド・イン・パラダイス(2004)
ケイヴ・フィアー(2006)
ラッシュアワー3(2007)

………テレビ

0011ナポレオン・ソロ(1964)
スパイ大作戦(1968)
マニックス特捜網(1967)
猿の惑星(1974)
刑事スタスキー&ハッチ(1975)
刑事ブロンク(1975)
特捜隊長エバース(1976)








2013年12月 9日 (月)

★…[ きょうのサントラ ] 林光

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Vol.24
NHK大河ドラマ「花神」からオープニングテーマ


このドラマも懐かしいですね。1977年のNHK大河ドラマ「花神」は、村医者から長州藩の討幕司令官になり、新政府で近代軍制を築いた村田蔵六(後の大村益次郎ですね)の生涯を描きながら、維新の原動力となった若者たちを描いた青春群像劇でした。出演者たちの生き生きとした演技も強く印象に印象に残ります。村田蔵六に中村梅之助、吉田松陰に篠田三郎(篠田松陰のイメージはいまも強く残っています!)、高杉晋作に中村雅俊、久坂玄瑞に志垣太郎、山縣狂介に西田敏行、高杉晋作に中村雅俊、桂小五郎に米倉斉加年、河井継之助の高橋英樹、シーボルトの娘イネの浅丘ルリ子…。いまや役者として円熟を究める俳優さんたちによる青春群像にもなっていました。そして、この林光の音楽。チェロでゆるやかに始まる最初のメロディーは、8分の6拍子という独特なリズムのためか、聴く者をゆりかごの中にいるような浮遊感で包み、そのメロディーが大きく広がり、力を溜めて最後に弾けます。




 ■■■ 作曲家の肖像

林光(はやし・ひかる=1931年10月22日〜2012年1月5日)

 林といえば、「オペラシアターこんにゃく座」での活動を思い浮かべる人も多いでしょう。1971年に設立された「こんにゃく座」は新しい日本のオペラの創造と普及を目的に掲げ、日本語のオペラ作品を恒常的に上演してきた劇団です。林は75年から劇団の音楽監督、77年から座付作曲家を亡くなるまで務め、多くの作品を書いています。ピアノが指揮者とオーケストラの役割を担う「セロ弾きのゴーシュ」は有名ですし、「我輩は猫である」や「森は生きている」やを観た、あるいはその中の曲を歌ったという人も多いでしょう。

 林も幼い頃から音楽に包まれていた作曲家です。なんと10歳の時から指揮者で作曲家の尾高尚忠の指導の下、作曲を始めているのです。林の父親は慶応義塾大学医学部を卒業してベルリンに留学、帰国後は日本大学医学部教授を務めた人物ですが、尾高とは留学中からの知り合いでした。当然のように東京藝術大学作曲科に進学、作曲を池内友次郎、ピアノを田村宏、安川加寿子に師事します。しかし、学外での作品発表に対する学校側の対応に疑問を抱いたことから大学は途中で退学しています。

 そして中退後の53年、「音楽のあらゆる分野にわたって日本の国民音楽の発展に役立つ仕事をしていきたい」と、間宮芳生、外山雄三と「山羊の会」を結成。その後も、60年に武満徹、芥川也寸志ら8人で「作曲家集団」を起ち上げ、72年には武満徹、一柳慧、高橋悠治、湯浅譲二、柴田南雄、松平頼暁の7人グループ「トランソニック」を結成、常に社会に視線を向けた行動を続けてきました。政治問題にも積極的に関わり、労働運動や平和運動とも連携、日本教職員組合(日教組)の教育研究全国集会音楽分科会の講師を長く務めてもいます。

 林も多作家で、作品はオーケストラ、オペラ、映画、演劇、ラジオ、テレビなど多岐にわたります。音楽賞の受賞も数多く、53年の交響曲ト調(=第1番)が芸術祭賞を受賞している他、尾高賞を55年の「オーケストラのための変奏曲」、95年にヴィオラ協奏曲「悲歌」で二度受賞しています。96年には紫綬褒章を受章。99年には「吾輩は猫である」でサントリー音楽賞を受賞しています。

 映画音楽では、59年の「第五福竜丸」から遺作となった「一枚のハガキ」まで、新藤兼人監督の作品のほとんどの音楽を手がけています。テレビでは、73年の「国盗り物語」、77年の「花神」、84年の「山河燃ゆ」と、NHKの大河ドラマを3度手がけている他、NHKでは80年の「ザ・商社」のジャズ風の音楽も印象深いですね。また、58年に第1楽章「水ヲ下サイ」を発表した後、最終楽章「永遠のみどり」を2005年に書き上げた合唱組曲「原爆小景」など、息の長い活動もあります。


 ■■■ 主な作品(wikipedia参照)

………映画

影なき声(1958)
荷車の歌(1959)
人間の壁(1959)
危険な女(1959)
第五福竜丸(1959)
裸の島(1960)第2回モスクワ映画祭作曲賞
武器なき斗い(1960)
名もなく貧しく美しく(1960)
松川事件(1961)
女ばかりの夜(1961)
人間(1962)
母(1963)
鬼婆(1964)
悪党(1965)
女の中にいる他人(1966)
華岡青洲の妻(1967)
忍者武芸帳(1967)
絞死刑(1968)
藪の中の黒猫(1968)
少年(1969)
千羽鶴(1969)
でっかいでっかい野郎(1969)
極道ペテン師(1969)
でんきくらげ(1970)
裸の十九才(1970)
恋の夏(1972)
わが道(1974)
動脈列島(1975)
聖職の碑(1978)
日本フィルハーモニー物語 炎の第五楽章(1981)
未完の対局(1982)
卍(1983)横山博人監督)
湯殿山麓呪い村(1984)
竹山ひとり旅(1977)
北斎漫画(1981)
ブラックボード (1986)
落葉樹(1986)
さくら隊散る(1988)
濹東綺譚(1992)
午後の遺言状(1995)
生きたい(1999)
三文役者(2000)
ふくろう(2004)
石内尋常高等小学校 花は散れども(2008)
一枚のハガキ(2011)第66回毎日映画コンクール音楽賞

………テレビ

煉獄(1960/九州朝日放送)
二十四の瞳(1964/東京)
みんなの科学(1965〜80/NHK教育)
バンパイヤ(フジテレビ)
[NHK土曜ドラマ]国盗り物語(1973/NHK)
おんな浮世絵・紅之介参る!(1974〜75/日本テレビ)
[NHK大河ドラマ]花神(1977/NHK)
[NHKドラマ人間模様]夫婦(1978/NHK)
[NHK土曜ドラマ]松本清張シリーズ・天城越え(1978/NHK)
[NHK土曜ドラマ]松本清張シリーズ・虚飾の花園(1978/NHK)
[NHK土曜ドラマ]松本清張シリーズ・一半待て(1978/NHK)
[NHK土曜ドラマ]松本清張シリーズ・火の記憶(1978/NHK)
人間は何をつくってきたか 交通博物館の世界(1980/NHK)
ザ・商社(1980/NHK)
[NHKドラマ人間模様]街・若者たちは今(1982/NHK)
[NHK大河ドラマ]山河燃ゆ(1984/NHK大河ドラマ)
真田太平記(1985〜86/NHK)








2013年12月 7日 (土)

★…[ きょうのサントラ ] ヴァンゲリス

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Vol.23
映画「ブレードランナー」から“Memories of Green” 


この映画のファンは多いでしょうねえ、SF映画の金字塔と言われる1982年のアメリカ映画の「ブレードランナー」です。植民惑星から4体のレプリカント(人造人間)が脱走して地球に潜入、それを「ブレードランナー」と呼ばれる捜査官デッカードが追う…。監督は「エイリアン」のリドリー・スコットで、舞台となる近未来のロサンゼルスはそれまでSF映画とはまったく違い、酸性雨降りしきる廃墟のようでした。中でも強烈な印象を残したのは、レプリカントのリーダー・バッティを演じたルトガー・ハウアーの存在感。人造人間の狂気と悲哀を演じ、ラストのシーンの独白も深く刺さりました。デッカードを演じたハリソン・フォードが作品に対して長く語らなかったのは、損な役回りをさせられたことへの不満にあると言われてきました。音楽はギリシャの作曲家でシンセサイザー界の大御所ヴァンゲリス。81年のイギリス映画「炎のランナー」の音楽が大ヒット、一躍注目を集めた鬼才です。




 ■■■ 作曲家の肖像

エヴァンゲロス・オディセアス・パパサナスィウ(Evangelos Odysseas Papathanassiou=1943年3月29日〜)

 ヴァンゲリスは、いわば芸名ですね。ギリシャ中南部の港町ヴォロスの生まれで、父は画家、母はシンガーという家庭に育ち、4歳からピアノを始め、1960年代初めに「フォーミンクス」というポップ・バンドを結成して音楽活動がスタートしています。その後、68年にギリシャで軍事クーデターが起きるとパリに拠点を移して「アフロディーテス・チャイルド」というバンドを結成(71年解散)、パッヘルベルのカノンを編曲した「雨と涙」という曲をヒットさせました。その後はソロ活動を展開、ジャンルにとらわれないアルバムを数多くリリースしてきました。

 しかし、この人を語る時、この音楽抜きに語ることはできません。81年のイギリス映画「炎のランナー」の音楽です。この音楽が彼を一躍世界ブランドにのし上げました。「炎のランナー」は82年のアカデミー賞で作品賞とオリジナル作曲賞を受賞、テーマ曲は世界的なヒットとなり、アルバム、シングルともに全米ビルボードのポップス・チャートの1位を獲得しています。映画との関わり合いでは、82年の「ブレードランナー」、92年の「1492コロンブス」と、いずれもリドリー・スコット監督の作品の音楽を手がけていますが、「1492 コロンブス」の音楽はドイツでアルバムが100万枚、シングル・カットされたが150万枚も売れ、欧州17カ国でゴールド・ディスクやプラチナ・ディスクを獲得、「炎のランナー」を凌ぐヒットになりました。83年の日本映画「南極物語」の音楽も彼ですね。

 89年に帰国、現在はアテネを拠点にしていますが、その後も旺盛な創作活動を続いています。97年の世界陸上アテネ大会の音楽とセレモニー、2000年のシドニー五輪の閉会式の音楽と指揮、04年のアテネ五輪では公式エンブレムの音楽…。そのちょっと前、02年にはFIFAワールド・カップのテーマソングも忘れるわけにはいきませんね。その年日本で最も売れた海外アーティストのシングルで、03年に日本レコード協会からインターナショナル・ソング・オブ・ザ・イヤー賞を受賞しています。もちろん、テレビ音楽も手がけていて、天文学者のカール・セーガンの監修で制作された80年のテレビドキュメンタリー「COSMOS」でも彼の作品が印象的に使われています。また、フレデリック・ロッシフ監督のドキュメンタリーにも彼の音楽が数多く使われています。


 ■■■ 主な作品(wikipedia参照)

………映画

5000 Lies (1966)
Frenzy (1968)
Apollo Goes on Holiday (1968)
Salut Jerusalem(1973)
Amore (1973)
結婚詐欺師は殺さない(1975)
炎のランナー(1981)
ブレードランナー(1982)
ミッシング(1982)
南極物語(1983)
バウンティ/愛と反乱の航海(1984)
フランチェスコ(1989)
プレイグ(1992)
赤い航路(1992)
Kavafis(1995)

………テレビ

ピカソの20世紀(1981)
野生と美(1984)
Splendeur Sauvage(1986)
COSMOS a special edition(1986)
Pasteur le Siecle(1987)
Morandi(1989)
Les animaux de Frederic Rossif(1989)
Beaute Sauvage(1989)
De Nuremberg a Nuremberg(1989)
Jacques Cousteau(1991)








2013年12月 6日 (金)

★…[ きょうのサントラ ] 岩代太郎

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Vol.22
映画「レッド・クリフ」から“The Battle Of Red Cliff”


冒頭の、目の前がさあっと拓けていく感じがいいですねえ。断崖絶壁の上から眼下に広がる壮大な空間を眺めながら、闘いへの決意を新たにしているようなシーンを思わず浮かべてしまいます。「レッドクリフ」は中国の歴史小説『三国志演義』のクライマックスである赤壁の戦いを描いたアクション映画でした。舞台は三国時代の中国。当時は曹操率いる魏、孫権率いる呉、劉備率いる蜀が覇権を争っていましたが、曹操軍の南下に対抗すべく、呉と蜀が手を組み、長江の(下流が揚子江ですね)赤壁で迎え撃ちます。映画は史実をなぞりつつ、呉の総司令官・周瑜の妻・小喬に対する曹操の執着といった話も取り込んでいました。呉と蜀の連合軍に勝利を呼び込んだ蜀の軍師・諸葛孔明(しょかつ・こうめい)は金城武が演じましたが、その姿が横山光輝の漫画にそっくり。何度見てもよく似ています。音楽は岩代太郎、異国情緒を振りまきながら悠久の時の流れ、闘いを前に高まる緊張感といったものまで伝える手腕はさすがです。





 ■■■ 作曲家の肖像

岩代太郎(いわしろ・たろう=1965年5月1日〜)

 逸材が揃っている40代後半の作曲家の中でも、独自の存在感を放っている作曲家、それが岩代太郎です。教育者の岩代吉親を祖父、作曲家の岩代浩一を父に持ち、1年浪人して東京藝術大学作曲科に入学、南弘明、近藤譲、松下功、黛敏郎に師事し、卒業は首席、大学院も修士課程を首席で修了しました。

 在学中から旺盛な活動を展開していて、大学院の終了作品である「TO THE FARTHEST LAND OF THE WORLD(世界のいちばん遠い土地へ)〜ソプラノ・サックスとオーケストラの為のコンチェルト〜」は、ユネスコなどの主催で1990〜91年に行われた「シルクロード国際管弦楽作曲コンクール」で最優秀賞を受賞。サントリーホールでの初演を得て、東京藝術大学の買い上げ作品になりました。

 以後、映画、テレビの音楽を含めて幅広い活動を続けていて、2006年には東京都交響楽団の理事に就任してオーケストラとのコラボレーションにも積極的に取り組んできました。もちろん、NHK大河ドラマにはデビュー済みで、2000年の「葵 徳川三代」、05年の「義経」と、既に2作を手がけています。

 また、08年の北京オリンピックでは「マーメイド・ジャパン=シンクロナイズドスイミング日本代表」の音楽を担当。2009年には「天皇陛下御即位二十年をお祝いする国民祭典」の奉祝曲を委嘱されました。記念式典で秋元康の作詞、EXILEの歌と踊りで演奏された組曲「太陽の国」がその曲ですね。


 ■■■ 主な作品(wikipedia参照)

………映画

課長島耕作 (1992)
あした (1995)
フランダースの犬 劇場版 (1997)
卓球温泉 (1998)
るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚- 維新志士への鎮魂歌 (1998)
あつもの (1999)
MARCO 母をたずねて三千里 (1999)
アナザヘヴン (2000)
しあわせ家族計画 (2000)
すずらん 少女萌の物語 (2000)
11'09"01 (2002)
あずみ (2003)
さよなら、クロ (2003)
釣りバカ日誌14 (2003)
殺人の追憶 (2003)
血と骨 (2004)
蝉しぐれ(2005)
SHINOBI(2005)
ヒナゴン(2005)
6月の日記(2005)
春の雪(2005)
愛してよ(2005)
日本沈没(2006)
風のダドゥ(2006)
テニスの王子様(2006)
あおげば尊し(2006)
花田少年史(2006)
蒼き狼(2007)
あかね空(2007)
舞妓Haaaan!!!(2007)
未来予想図 〜ア・イ・シ・テ・ルのサイン〜(2007)
リアル鬼ごっこ(2008)
歓喜の歌(2008)
闇の子供たち(2008)
レッドクリフ パート1(2008)
252 生存者あり(2008)
レッドクリフ パート2 -未来への最終決戦-(2009)
真夏のオリオン(2009)
火天の城(2009)
カムイ外伝(2009)
なくもんか(2009)
書道ガールズ!! わたしたちの甲子園(2010)
鋼の錬金術師 嘆きの丘の聖なる星(2011)
聯合艦隊司令長官 山本五十六(2011)
かぞくのくに(2012)
綱引いちゃった!(2012)
許されざる者(2013)
利休にたずねよ(2013)
武士の献立(2013)

………テレビ

[NHKスペシャル]FASHION DREAM(1991/NHK)
君といた夏 (1994/フジテレビ)
東京 SEX (1995/フジテレビ)
恋も2度目なら (1995/日本テレビ)
沙粧妙子-最後の事件- (1995/フジテレビ)
白線流し (1996/フジテレビ)
炎の消防隊 (1996/テレビ朝日)
翼をください! (1996/フジテレビ)
真夏の薔薇 (1996/東海テレビ)
[NHK-BSスペシャル]悠久の長江〜三峡ダム(1996/NHK)
恋のバカンス (1997/日本テレビ)
[連続テレビ小説]あぐり(1997/NHK)
理想の上司 (1997/TBS)
金のたまご (1997/TBS)
生命38億年スペシャル「人間とは何だ」(1997/TBS)
WITH LOVE (1998/フジテレビ)
お熱いのがお好き? (1998/日本テレビ)
なにさまっ! (1998/TBS)
必要のない人 (1998/NHK)
[NHKスペシャル]海〜知られざる世界〜(1998/NHK)
鬼の棲家 (1999/フジテレビ)
氷の世界 (1999/フジテレビ)
独身生活 (1999/TBS)
[NHK大河ドラマ]葵 徳川三代 (2000/NHK)
アナザヘヴン (2000/テレビ朝日)
甘い生活。 (2000/日本テレビ)
怪談百物語 (2002/フジテレビ)
サイコドクター (2002/日本テレビ)
川、いつか海へ (2003/NHK)
ぼくの魔法使い (2003/日本テレビ)
緋色の記憶 (2003/NHK)
海峡を渡るバイオリン(2004/フジテレビ)
人間の証明 (2004/フジテレビ)
恋する京都 (2004/NHK)
[NHK大河ドラマ]義経 (2005/NHK)
わたしたちの教科書 (2007/フジテレビ)
風の果て (2007/NHK)
黒部の太陽 (2009/フジテレビ)
[NHKスペシャル]日本新生(2011/NHK)
[NHKスペシャル]知られざる大英博物館(2012/NHK)








2013年12月 3日 (火)

★…[ きょうのサントラ ] レナード・ローゼンマン

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Vol.21
TVドラマ「コンバット」よりオープニングテーマ



懐かしいですね、この音楽も、ナレーションも…。米ABCで1962〜67年まで放送された「コンバット」は、戦後の戦争ドラマの原点とも言われている名作です。日本でもTBS系で同時期に放送されましたが、海外ドラマに接する機会がまだ少なかった時代、ヴィック・モローが演じたサンダース軍曹は強烈なイメージを残しました。物語の舞台は第二次大戦末期のヨーロッパ戦線。アメリカ陸軍第361歩兵連隊傘下のキング中隊、その中にヘンリー少尉が小隊長を務める第2小隊があり、その中にサンダースが率いる分隊がいるという筋立て。ドイツ兵が一方的にやられるのですが、彼らの悲哀が描かれていたり、ホロリとさせるドラマでした。「戦争を通じた人間模様」を描いた名作と言われる所以です。音楽はレナード・ローゼンマン。映画「エデンの東」で映画音楽の世界に鮮烈なデビューを飾った人ですが、ここでは一転、これ以上ない典型的なマーチを書いてその手腕の確かさを聴かせてくれます。


 ■■■ 作曲家の肖像

レナード・ローゼンマン(1924年9月7日~2008年3月4日)

 ローゼンマンの代表作といえば、1955年の映画「エデンの東」の、あの柔らかくも美しいワルツ風のメロディーですね。古き良き時代への郷愁を掻き立てるあの音楽、実は教え子だったジェームズ・ディーンから名匠エリア・カザン監督を紹介され、監督から作曲を依頼されたのだそうです。さらに…。それをきっかけに映画の音楽を手がけるようになったというのですから、彼にとっては記念碑的な作品ですね。

 当時、彼は前衛派の作曲家として本格的な活動を始めたところとでした。生まれはニューヨークのブルックリン。長じて、カリフォルニア大学バークレー校で音楽を学んでいます。1930年の西海岸にはバークレー校を核に、いわゆるナチス・ドイツに追われて米国に亡命した頭脳が割拠していました。

 作曲界でもエーリヒ・ヴォルフガング・コルンゴルト、十二音階という現代音楽の基礎を作ったアルノルト・シェーンベルクがいたり、ロージャ・ミクローシュ(ミクロス・ローザ)やルイージ・ダッラピッコラといった蒼々たる作曲家たちがあちこちで教鞭に立ち、映画音楽の世界にも大きな影響を与えました。ローゼンマンもシェーンベルク、ダッラピッコラに支持しています。

 やがてローゼンマン自身が南カリフォルニア大学の教授に就任。現代音楽の作曲家として師譲りの十二音階などの現代音楽的な技巧を駆使して、「理由なき反抗」、「続・猿の惑星」、「ミクロの決死圏」、「ロボコップ2」といった映画の音楽、「ミステリーゾーン」や「コンバット」といったテレビの音楽を数多く手がけました。アカデミー賞は、1975年の「バリー・リンドン」、76年の「ウディ・ガスリー/わが心のふるさと」で編曲賞を受賞。83年の「クロスクリーク」、86年の「故郷への長い道/スター・トレック4」で作曲賞にノミネートされています。


 ■■■ 主な作品(wikipedia参照)

 ………映画

エデンの東(1955)
理由なき反抗(1955)
ミクロの決死圏(1966)
続・猿の惑星(1970)
バリー・リンドン(1975)
ウディ・ガスリー/わが心のふるさと(1976)
指輪物語・前編(1978)
クロスクリーク(1983)
故郷への長い道/スター・トレック4(1986)
ロボコップ2(1990)
ユーリー(2001)

 ………TVドラマ


ミステリー・ゾーン(1959)
コンバット(1962~1967)
ヒッチコック・アワー(1964~65)
特攻ギャリソン・ゴリラ(1967~68)





2013年11月26日 (火)

★…[ きょうのサントラ ] ビル・コンティ

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Vol.20
TVドラマ「女刑事キャグニー&レイシー」からオープニングテーマ




米CBSで1982年から88年に放送された「女刑事キャグニー&レイシー」はエミー賞の作品賞を2回受賞している名作で、日本でも日本テレビ系で放送されました。ドラマの舞台はニューヨーク市警察第14分署。そこに所属する二人の女性刑事ーー独身でキャリアウーマンのキャグニーと二児の母親のレイシーーーの活躍を描いています。そんなドラマに相応しい、この都会的で軽快なサウンド…。コンティらしさが溢れた一曲です。彼の代表作は映画「ロッキー」のテーマ曲。無名のボクサーが世界チャンピオンに挑戦することで一夜にしてスターとなる感動作でしたが、主人公ロッキーを演じたシルヴェスター・スタローンもまたこの映画の成功で「アメリカン・ドリーム」を体現、テーマ曲は世界的に大ヒットしました。ところが…。アカデミー賞を逃したのです。歌曲賞にノミネートされましたが、受賞したのは映画「スター誕生」の「愛のテーマ」。そう、バーブラ・ストライサンドにさらわれたのです。




 ■■■ 作曲家の肖像

ビル・コンティ(Bill Conti=1942年4月13日〜)


 映画「ロッキー」のテーマ曲がアカデミー賞を逃したことは前に書きましたが、実はあの年、1976年のアカデミー賞は「ロッキー」以外に「大統領の陰謀」、「ウディ・ガスリー/わが心のふるさと」、「ネットワーク」、「タクシードライバー」といった名作が激突、激しい火花を散らした年でした。「ロッキー」は作品賞、監督賞こそ獲りましたが、主演男優賞は「ネットワーク」ピーター・フィンチが獲得、シルヴェスター・スタローンはともかく、「タクシードライバー」のロバート・デ・ニーロですら受賞できないという激戦だったのです。


 また、この年は、アカデミー賞の常連だったジェリー・ゴールドスミスが「オーメン」の音楽で初の作曲賞を受賞しました。その前年まで3年連続でノミネートされ、その後も名作を数多く生み出したゴールドスミスは結局、この年の受賞が最初で最後になりました。また、音楽賞は「ウディ・ガスリー/わが心のふるさと」の音楽で大御所のレナード・ローゼンマンが獲得。で、歌曲賞は映画「スター誕生」の「愛のテーマ」が受賞したのですから、音楽面でも本当に強豪揃いの年だったことが解ります。


 そのアカデミー賞とコンティは不思議な縁で結ばれています。アカデミー賞の授賞式ともなれば、それ自体が一大イベントです。音楽監督もちゃんと設けられていて、コンティは77年の第49回から2008年の第80回まで、それをなんと19回も務めているのです。もちろん、作曲家としても81年の「007/ユア・アイズ・オンリー」の主題歌「For Your Eyes Only」が歌曲賞にノミネートされ(歌はシーナ・イーストンでした!)、そして83年、「ライトスタッフ」の音楽で作曲賞をついに受賞します。


 コンティはイタリア系の米国人で、イタリア・オペラが流れる家庭で育ち、ルイジアナ大学に在学中からナイトクラブでジャズ・ピアノを弾いていたそうです。その後、ニューヨークの名門ジュリアード音楽院に進み、修士号を修得して作曲家の道に進みました。「ロッキー」を筆頭に明るい色調の音楽も多いのですが、「ふたりでスロー・ダンスを」の中の「The Ovation」などは美しいピアノ・ソロから始まるしっとりとした音楽で、一時期はフィギュアスケートのBGMによく使われました。



 ■■■ 主な作品(wikipedia参照)

………映画


ハリーとトント(1974)Harry and Tonto
ロッキー(1976)Rocky
グリニッチ・ビレッジの青春(1976)Next Stop Greenwich Village
結婚しない女(1978)An Unmarried Woman
フィスト(1978)F.I.S.T
パラダイス・アレイ(1978)Paradise Alley
ロッキー2(1979)Rocky II
ふたりでスロー・ダンスを(1978)Slow Dancing in The Big City
グロリア(1980)Gloria
プライベート・ベンジャミン(1980)Private Benjamin
勝利への脱出(1981)Escape to Victory
007 ユア・アイズ・オンリー(1981)For Your Eyes Only
ロッキー3(1982)Rocky III
探偵マイク・ハマー/俺が掟だ!(1982)I, the Jury
ライトスタッフ(1983)The Right Stuff
バッド・ボーイズ(1983)Bad Boys
ベスト・キッド(1984)The Karate Kid
ベスト・キッド2(1986)The Karate Kid, Part II
F/X 引き裂かれたトリック(1986)F/X
マスターズ/超空の覇者(1987)Masters of the Universe
ロックアップ(1989)Lock Up
ベスト・キッド3/最後の挑戦(1989)The Karate Kid, Part III
ロッキー5/最後のドラマ(1990)Rocky V
ベスト・キッド4(1994)The Next Karate Kid
トーマス・クラウン・アフェアー(1999)
ザ・ボディーガード(2002)Avenging Angelo
ロッキー・ザ・ファイナル(2006)Rocky Balboa

………TVドラマ

ダイナスティ(1981〜89)テーマ音楽のみ
女刑事キャグニー&レイシー (1982〜88)テーマ音楽のみ
忍者ジョン&マックス (1984)テーマ音楽のみ
南北戦争物語 愛と自由への大地(1985)







2013年11月21日 (木)

★…[ きょうのサントラ ] モーリス・ジャール

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Vol.18
映画「アラビアのロレンス」よりメインテーマ


映画の公開は1962年。デビッド・リーン監督が50歳を過ぎたあたりの作品で、数ある監督の作品の中でも最高傑作でしょう。なんと言っても、まずはピーター・オトゥールの怪演です。第一次大戦中に起こったアラブ諸民族のオスマン帝国からの独立闘争、そしてそれを指揮した実在のイギリス陸軍将校のトマス・エドワード・ロレンス…。彼をオトゥールが演じたのですが、何かに取り憑かれたかのようなあの熱演。しかし、この年のアカデミー賞で、主演男優賞を「アラバマ物語」のグレゴリー・ペックにさらわれてしまいました。この時のボタンの掛け違いが響いたのでしょうか、オトゥールはその後も何度かノミネートされながら、ついにオスカーを獲ることは出来ませんでした。もう一つ、フィルムに焼き込まれた自然の壮大さ。砂漠に昇る太陽、地平線の彼方に浮かび上がる蜃気楼、砂漠をしずしずと進むラクダ、エキストラの大量動員による戦闘シーン…。何度観ても圧倒的な迫力で迫ってきます。そして、最後にこのモーリス・ジャールの音楽。アカデミー賞の作曲賞を受賞、ジャールの出世作となりました。それらが合わさっての名作です。ジャールが2008年に第15回「大阪ヨーロッパ映画祭」の名誉委員長として来日した時に会見したのですが、この音楽の作曲のために残されていた時間は6週間だったそうで、5時間書いたら20分寝るの繰り返しで作業を続け、なんとか間に合わせたと言っていました。




 ■■■ 作曲家の肖像

モーリス・ジャール(Maurice Jarre=1924年9月13日〜2009年3月29日)

 先に紹介したジョルジュ・ドルリューと並ぶ、フランスの映画音楽の巨匠がこの人です。ドルリューが25年生まれですから、ほとんど二人は同い年、ついでに言うと、現代音楽界の大御所作曲家ピエール・ブーレーズも25年生まれですから、この年は作曲界の当たり年ですね。3人ともパリ国立高等音楽院(パリ音楽院、いわゆる、コンセルバトワールと呼ばれているとこです)で学び、ドルリューがミヨー、ブーレーズはメシアン、ジャールはオネゲルノに作曲を学んだと言われていますが、学校でも付き合いがあったのではないかと思います。


 そんな話はさておき、ジャールの音楽院での本来の専攻はパーカッションでした。小澤征爾の師でもある名指揮者シャルル・ミュンシュの薦められたそうですが、現在のパリ管弦楽団の前身であるパリ音楽院管弦楽団のティンパニー奏者を務めたというのだから確かな腕前でしょうし(!)、実際に打楽器の使い方がうまく、映画「アラビアのロレンス」の序曲の冒頭など素晴らしい効果をあげています。音楽院ではもちろん、作曲と指揮法も学んでいますが、さらにその後、ソルボンヌ大学に移ってエンジニアリングについても学んでいる変わり種です。


 映画との関わりは50年からですが、62年には「アラビアのロレンス」、「史上最大の作戦」、「シベールの日曜日」の音楽を担当。そして、その3作品がその年の第35回アカデミー賞を賑わせることになるのです。「アラビアのロレンス」は「史上最大の作戦」を征して作品賞を獲得し、彼は作曲賞を受賞しました。その一方で「シベールの日曜日」が外国語映画賞を獲得しましたから、彼にとっての当たり年です。また、「アラビアのロレンス」でデビッド・リーン監督と縁が出来たことは彼の人生に大きな影響を与えました。その後も、「ドクトル・ジバゴ」、「ライアンの娘」、「インドへの道」で組み、「ドクトル・ジバゴ」と「インドへの道」は、アカデミー賞の作曲賞を射止めるのです。

 
 もちろん、それ以外にも、精力的な活動でアカデミー賞の常連になりました。72年の「ロイ・ビーン」が歌曲賞、76年の「ザ・メッセージ 」、85年の「刑事ジョン・ブック/目撃者」、88年の「愛は霧のかなたに」、90年の「ゴースト/ニューヨークの幻」が作曲賞にノミネートされるといった具合です。また、1980年代半ばになると、それまでの大規模なオーケストラをダイナミックに使う作風にも変化が生まれ、シンセサイザーも使うようになります。ちなみに息子のジャン・ミッシェル・ジャールは「幻想惑星」などの世界的なヒットで知られるシンセサイザー奏者ですね。


 ■■■ 主な作品(wikipedia参照)

………映画
顔のない眼 Les Yeux sans visage (1959)
素晴らしき恋人たち Amours célèbres (1961)
史上最大の作戦 The Longest Day (1962)
シベールの日曜日 Les Dimanches de Ville d'Avray (1962)=1963年アカデミー編曲賞ノミネート
アラビアのロレンス Lawrence of Arabia (1962)=1962年アカデミー作曲賞受賞
日曜日には鼠を殺せ 'Behold a Pale Horse (1964)
大列車作戦 The Train (1964)
ダンケルク Week-end à Zuydcoote (1964)
コレクター The Collector (1965)
ドクトル・ジバゴ Doctor Zhivago (1965)=1965年アカデミー作曲賞受賞
ノートルダム・ド・パリ Notre-Dame de Paris (1965) (Ballet Music)
プロフェッショナル (1966)
パリは燃えているか Paris brûle-t-il? (1966)
泥棒貴族 Gambit  (1966)
グラン・プリ Grand Prix (1966)
将軍たちの夜 The Night of the Generals (1967)
戦うパンチョ・ビラ Villa Rides (1968)
フィクサー The Fixer (1968)
裸足のイサドラ Isadora (1968)
地獄に堕ちた勇者ども La Caduta degli dei (1969)
トパーズ Topaz (1969)
ライアンの娘 Ryan's Daughter (1970)
レッド・サン Soleil rouge (1971)
ロイ・ビーン The Life and Times of Judge Roy Bean (1972)=1972年アカデミー歌曲賞ノミネート
マッキントッシュの男 The MacKintosh Man (1972)
地球の頂上の島 The Island at the Top of the World (1974)
王になろうとした男 The Man Who Would Be King (1975)
明日なき追撃 posse (1975)
ラスト・タイクーン The Last Tycoon (1976)
ザ・メッセージ The Message (1976)=1977年アカデミー作曲賞ノミネート
ブリキの太鼓 Die Blechtrommel (1979)
将軍 SHOGUN (1980)
タップス Taps (1981)
ファイヤーフォックス Firefox (1982)
戦場の小さな恋人たち Don't Cry, It's Only Thunder (1981)
砂漠のライオン Lion of the Desert (1981)
病院狂時代 Young Doctors in Love (1982)
危険な年 The Year of Living Dangerously (1982)
トップ・シークレット A Passage to India (1984)
インドへの道 (1984)=1984年アカデミー作曲賞受賞
マッドマックス/サンダードーム Mad Max Beyond Thunderdome (1985)
第5惑星 Enemy Mine (1985)
刑事ジョン・ブック/目撃者 Witness (1985)=1985年アカデミー作曲賞ノミネート
モスキート・コースト The Mosquito Coast (1986)
首都消失 (1987)
追いつめられて No Way Out (1987)
危険な情事 Fatal Attraction (1987)
愛は霧のかなたに Gorillas in the Mist: The Story of Dian Fossey (1988)=1988年アカデミー作曲賞ノミネート
ワン・モア・タイム Chances Are (1989)
いまを生きる Dead Poets Society (1989)
プランサー Prancer (1989)
敵、ある愛の物語 Enemies: A Love Story (1989)
ゴースト/ニューヨークの幻 Ghost (1990)=1990年アカデミー作曲賞ノミネート
クライシス2050 Solar Crisis (1990)
ジェイコブス・ラダー Jacob's Ladder (1990)
オンリー・ザ・ロンリー Only the Lonely (1991)
落陽 (1992)
フィアレス Fearless (1993)
雲の中で散歩 A Walk in the Clouds (1995)
心の指紋 The Sunchaser (1996)
太陽の雫 Sunshine (1999)
永遠のアフリカ(2000)








2013年11月20日 (水)

★…[ きょうのサントラ ] 山本直純

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Vol.17
TVドキュメンタリー「すばらしい世界旅行」よりオープニングテーマ


懐かしい〜、この音楽…。そう感じる方は50歳以上の方でしょうか。そう、日本テレビ系で毎週日曜日の夜に放送されていた紀行番組「すばらしい世界旅行」の音楽です。大河ドラマの後、これを見終わると、日曜日もいよいよ終わりという感じの生活リズムだったことを思い出します。放送が始まったのは、1966年10月9日。円とドルの為替レートが変動相場制に移行するのが73年ですから、放送が始まった頃はまだ1ドル360円だったわけで、海外旅行など夢のまた夢という時代に海外の事情をお茶の間に映像で伝えてくれるこの番組は(ナレーションの久米明がまたいい感じでした!)、いまとは比べものにならないくらいの存在感がありました。90年9月16日で放送が終了、放送回数は1010回を数えます。日立製作所以下の日立グループが単独スポンサーを務め、「日立ドキュメンタリー」と銘打たれていましたが、もう企業側に余裕がなくなってきたのでしょうね、こういう番組もめっきり減っています。音楽は山本直純。冒頭から冒険に出掛けるように音楽がグッと立ち上がってから、民族音楽の舞曲のような躍動感のある音楽に移り、それが華々しく収斂していく…。見事な一筆書きの音楽ですねえ。




 ■■■ 作曲家の肖像

山本直純(やまもと・なおずみ=1932年12月16日〜2002年6月18日)

  仕事柄これまでたくさんの人にインタビューをしてきましたが、彼からじっくり話を聞くことが出来なかったことは心残りです。1973年から10年間放送されたTBS系の音楽番組「オーケストラがやってきた」。山本はこの番組の企画立案を手がけ、司会を務め、オーケストラを指揮していました。父が74年に亡くなった後、伯父からお古のステレオを貰ったことでクラシック音楽を聞き始めたのですが、中学、高校時代にこの番組を観たことも大きかったのです。口ひげと黒縁メガネがトレードマーク、加えておしゃべり上手。山本は最大の功績は、その親しみやすさを生かして、テレビを通したクラシック音楽の普及に力を注いだことでしょう。私のような人間がたくさんいるはずです。

  1972年、日本のオーケストラ界に衝撃が走りました。文化放送とフジテレビが日本フィルハーモニー交響楽団の解散を通告したことに楽団員たちが反発、事務所を占拠して活動を続けるという「日フィル争議」が起きたのです。この時、楽団員の3分の1が退団、指揮者の小澤征爾を担いで自主運営によるオーケストラを起ち上げました。それが新日本フィルハーモニー交響楽団。山本も参画、指揮者団幹事を務めました。「オーケストラがやってきた」の開始には、新しいオーケストラへの支援という意味合いもありました。指揮者としては日本人として初めて、79年と80年に有名なボストンポップスの指揮台にも立っていることも忘れるわけにはいきません。


  しかし、本当の才能は、作曲にこそ発揮されたと思います。あの有名な、映画「男はつらいよ」のテーマ、ドリフターズの「8時だョ!全員集合」やラジオの人気長寿番組「小沢昭一の小沢昭一的こころ」、「3時のあなた」といった番組のオープニング、「大きいことはいいことだ!!」で知られる森永製菓「エールチョコレート」や「戸締まり用心、火の用心」のフレーズで親しまれた日本船舶振興会(現在の日本財団)といったTVCM…多くの人の心に強く残る、シンプルで明快なそのメロディーで多くの人の心を鷲づかみしてきました。童謡「一年生になったら」も彼の作品です。


  とにかく、小さい頃から常に身の回りに音楽が溢れていた人です。父親は作曲家・指揮者の山本直忠。父の弟子の渡辺浦人から音楽の手ほどきを受け、その後、自由学園で音楽教育を受けます。自由学園では前後に林光、三善晃、渡辺岳夫といった後に日本の作曲界を支えることになる人間がいました。高校時代には齋藤秀雄(あのサイトウ・キネン・オーケストラのサイトウです!)に入門。ここにも小澤征爾、秋山和慶、飯守泰次郎、尾高忠明といった日本を代表する指揮者のタマゴが集まっていました。その後、1浪して東京芸術大学の作曲科へ進み、後に無二の親友となる指揮者の岩城宏之と知り合います。大学では池内友次郎に師事していましたが、在学中からもうテレビや映画の音楽の作曲を始めるなど、才能も早くから開花していたのです。




 ■■■ 主な作品(wikipedia参照)

………映画

殺人鬼の誘惑 (1963)
肉体の門 (1964)
雪国 (1965)
殺しの烙印 (1967)
男はつらいよシリーズ (1969〜95年)一部作品を山本純ノ介と共作
喜劇 猪突猛進せよ!! (1971)
どうぶつ宝島 (1971)
喜劇 女は男のふるさとヨ (1971)
喜劇 女売り出します (1972)
二百三高地 (1980)音楽監督と指揮


………TVドラマ

マンモスタワー(1958年)
七人の孫 (1964〜66年)
氷点 (1966年)
わが心のかもめ (1966)
嫌い!好き!! (1966〜67)
男はつらいよ (1968〜69)
ハレンチ学園 (1970〜71)
ワンパク番外地 (1971)
天下御免 (1971〜72)
天下堂々 (1973〜74)
あんたがたどこさ (1973〜75)
[大河ドラマ]風と雲と虹と (1976)
松本清張の連環 (1983)
ロマンス (1984)
[大河ドラマ]武田信玄 (1988)
花燃える日日〜野望の国・第二部(1990)


………その他のテレビ番組

マグマ大使
怪奇大作戦
8時だョ!全員集合
お笑い頭の体操
ミュージックフェア
霊感ヤマカン第六感
3時のあなた
日立ドキュメンタリー すばらしい世界旅行
トヨタ日曜ドキュメンタリー 知られざる世界


………ラジオ

小沢昭一の小沢昭一的こころ(1973〜)

………TVCM

ミユキの歌 (御幸毛織)
森永エールチョコレート (「大きいことはいいことだ!!」自らも出演)
若さだよ、ヤマちゃん! (サントリー)
ミュンヘン・札幌・ミルウォーキー (サッポロビール)
火の用心のうた (日本船舶振興会/日本防火協会)


………団体歌

白銀の栄光 - 1972年札幌オリンピック入場行進曲
われら (自由民主党党歌)
川崎市民の歌「好きです かわさき 愛の街」
中央区の歌「わがまち」








2013年11月19日 (火)

★…[ きょうのサントラ ] ジョルジュ・ドルリュー

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Vol.16
映画「終電車」よりエンディングテーマ


大人の世界やなあ、フランス映画が描く世界は…若い頃、この映画を見終わってため息をついた覚えがあります。フランス映画と言えば「ヌーヴェル・ヴァーグ(=新しい波)」、そしてその旗手と言えば巨匠フランソワ・トリュフォー監督(François Roland Truffaut=1932年2月6日〜84年10月21日)でしょう。この映画「終電車」は彼の晩年1980年の作品で最大のヒット作でもあります。物語の舞台はドイツ占領下のパリ。モンマルトル劇場の支配人兼演出家のルカ(ハインツ・ベンネント)、地下に身を隠している夫に代わって劇場を切り盛りする女優マリオン(カトリーヌ・ドヌーヴ)、その二人に若手俳優のベルナール(ジェラール・ドパルデュー)が絡みます。そして、占領下にあっても逞しく生活を謳歌する市井の人々…。悪役まで登場人物一人ひとりの描き方の隈取りが濃く、みんな生き生きとスクリーンの中を闊歩します。中でも、ドヌーヴの、あの能面のような冷たい美貌とふと浮かべる微笑の落差に私はやられました。作品賞から監督賞、脚本賞、主演女優賞、主演男優賞、そして音楽賞まで、フランスの映画賞セザール賞主要10部門を受賞、アカデミー賞の外国語映画賞にもノミネートされた名作です。音楽はジョルジュ・ドルリュー。「ピアニストを撃て」以降、トリュフォー作品のほとんどの音楽を手がけていますが、この音楽にしても、パリの華やかな雰囲気を振りまきながらも、どことなく陰りを帯びた響きが大人の雰囲気です。



 ■■■ 作曲家の肖像

ジョルジュ・ドルリュー(Georges Delerue=1925年3月12日〜92年3月10日)


 戦後のフランスが生んだ最大の作曲家、と言っても文句をいう人はいないでしょう。生まれはフランス北部のルーベ。パリ国立高等音楽院で(コンセルバトワールですね!)ダリウス・ミヨーに作曲と指揮法を学び、49年に首席で卒業しています。その年、栄えあるローマ大賞も受賞。52年からはフランス国営放送の作曲家、そしてオーケストラの指揮者として活躍を始めます。クラシック音楽界のエリートだったわけです。57年にはボリス・ヴィアンとの合作で初のオペラも作曲しています。映画音楽の世界には59年にアラン・レネ監督の「二十四時間の情事」でデビュー。以来、作曲した映画数が優に250本を超えるという巨人です。


 中でも、フランソワ・トリュフォー監督とは11本の映画で組んでいるのですが、監督は撮影前にドルリューに脚本を渡し、シーンごとの音楽を先に作曲してもらっていたと言われています。 普通は撮影や編集が終わった時点で作曲家が呼ばれるのですから、順番があべこべです。しかも…。その音楽を再生しながら、監督は演出したというのです。俳優たちは最終的にそのシーンにかかる音楽を聞きながら演技するわけで、当然ながら音楽の雰囲気に引き摺られることにもなりかねません。しかし、監督はそれを良しとしていたのですから、彼に絶対的な信頼を置いていたという証拠ですね。監督から実は監督の映画で音楽がフェード・インしてきてフェード・アウトすることが多いのも、そうした裏事情があったからです。


 70年代に入るとハリウッド作品も手がけるようになりました。アカデミー賞には、69年の「1000日のアン」、73年の「イルカの日」、77年の「ジュリア」、85年の「アグネス」、79年の「リトル・ロマンス」で5回ノミネートされ、ヴィヴァルディのリュート協奏曲をモチーフにした「リトル・ロマンス」の音楽で、フランス人として初めて作曲賞を獲得しています。また、69年に「恋する女たち」、78年に「ジュリア」で英国アカデミー賞の作曲賞(アンソニー・アスキス映画音楽賞)にノミネートされた他、78年の「ハンカチのご用意を」、79年の「逃げ去る恋」、80年の「終電車」でセザール賞の音楽賞を受賞しています。

 ■■■ 主な作品(wikipedia参照)

………映画
ヒロシマモナムール(1959)
ピアニストを撃て(1960)
かくも長き不在(1961)
突然炎のごとく (1962)
二十歳の恋(1962)
リオの男(1963)
柔らかい肌(1963)
軽蔑(1963)
かもめの城(1965)
ビバ!マリア(1965)
大追跡(1965)
カトマンズの男(1965)
わが命つきるとも(1966)
まぼろしの市街戦(1967)
恋する女たち(1969)
1000日のアン(1969)
暗殺の森(1970)
恋のエチュード(1971)
私のように美しい娘(1972)
ジャッカルの日(1973)
映画に愛をこめて アメリカの夜(1973)
イルカの日(1973)
ベルモンドの怪盗二十面相(1975)
ジュリア(1977)
逃げ去る恋(1978)
リトル・ロマンス(1979)
終電車(1980)
隣の女(1981)
日曜日が待ち遠しい!(1982)
プラトーン(1986)
デサント・オ・ザンファー 地獄に堕ちて(1986)
サルバドル/遥かなる日々(1986)
ツインズ(1988)
マグノリアの花たち(1989)
カーリー・スー(1991)









2013年11月18日 (月)

★…[ きょうのサントラ ] ハンス・ジマー

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VOL.6
映画「バックドラフト」から「Fahrenheit 451」


この音楽、どこかで聞いたことがありませんか? そう、フジテレビ系で放送された「料理の鉄人」という番組で使われていましたね。しかし、元々は91年の映画「バックドラフト」の音楽です。「Fahrenheit 451=華氏451度」というタイトルが付けられています。シカゴを舞台に消防士たちの活躍を描いた「バックドラフト」はロン・ハワード監督作品。殉職した父に憧れて消防士になった二人の息子たちの(兄がカート・ラッセル、弟がウィリアム・ボールドウィン)葛藤、そこに汚職事件をめぐるサスペンスが絡みます。脇役にロバート・デ・ニーロ、スコット・グレン、ドナルド・サザーランドといった大物が顔を揃え、いずれも渋い演技をみせた重厚な作品で、火災現場を再現した特撮の凄さも手伝って日本でも大ヒットしました。音楽を手がけたハンス・ジマーは、94年の「ライオン・キング」でアカデミー賞の作曲賞、ゴールデングローブ賞を受賞し、ジェームズ・ホーナーと並んでいまのハリウッドを代表する大物です。





 ■■■ 作曲家の肖像


ハンス・ジマー(Hans Florian Zimmer=1957年9月12日〜)


 最近でこそ自ら率いる作曲家チームで仕事をすることが多く、本人単独の仕事は減っていますが、一時はハリウッドの話題作を軒並み手がけていた印象があります。ブレークしたのは、1988年の「レインマン」の音楽がアカデミー賞にノミネートされたことでした。そこからは一気呵成で、「ブラック・レイン」、「ドライビング Miss デイジー」、「グリーン・カード」、「テルマ&ルイーズ」、「ピースメーカー」、「恋愛小説家」、「ハンニバル」、「ブラックホーク・ダウン」、「パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち」、「ラストサムライ」、「バットマン ビギンズ」と、本当に話題作がずらりです。

 その中でも、94年の「ライオン・キング」はアカデミー賞の作曲賞、ゴールデングローブ賞を受賞。また、95年の「クリムゾン・タイド」でグラミー賞、2000年の「グラディエーター」でゴールデングローブ賞、01年の「パール・ハーバー」でアカデミー賞の音響賞など2部門、08年の「ダークナイト」でグラミー賞も獲得しています。ノミネートも、06年の「ダ・ヴィンチ・コード」、08年の「フロスト×ニクソン」がゴールデングローブ賞に、09年の「シャーロック・ホームズ」はアカデミー賞に、といった具合です。
 ジマーはドイツ・フランクフルト生まれで、10代でロンドンに移住、名門ハートウッドハウス・スクールで学んだ後、1980年代はロンドンを中心にキーボードとシンセサイザーの奏者として活動。その後、イギリスの映画音楽作曲家スタンリー・マイヤーズに師事、さらに渡米して本格的に作曲家の道に進んでいます。そうしたキャリアから、シンセサイザーとオーケストラをミックスさせたスケールの大きな音楽を紡ぎ出すのが上手。BGM的に使われる傾向が強かった映画音楽に、演出効果の一部としての役割を担わせているわけです。



 ■■■ 主な作品(wikipedia参照)


………映画

ワールド・アパート(1988)
レインマン(1988)
ブラック・レイン(1989)
ドライビング Miss デイジー(1989)
デイズ・オブ・サンダー(1990)
グリーン・カード(1990)
バックドラフト(1991)
テルマ&ルイーズ(1991)
心の旅(1991)
ラジオ・フライヤー(1992)
プリティ・リーグ(1992)
トイズ(1992)
トゥルー・ロマンス(1993)
クール・ランニング(1993)
愛と精霊の家(1993)
勇気あるもの(1994)
ライオン・キング(1994)
ドロップ・ゾーン(1994)
クリムゾン・タイド(1995)
9か月(1995)
愛に迷った時(1995)
ブロークン・アロー(1996)
ザ・ファン(1996)
天使の贈りもの(1996)
ピースメーカー(1997)
恋愛小説家 (1997)
プリンス・オブ・エジプト (1998)
シン・レッド・ライン(1998)
エル・ドラド/黄金の都(2000)
グラディエーター(2000)
ミッション:インポッシブル2(2000)
プレッジ(2001)
ハンニバル(2001)
パール・ハーバー(2001)
神に選ばれし無敵の男(2001)
サンキュー、ボーイズ(2001)
ブラックホーク・ダウン(2001)
ザ・リング The Ring (2002)
ティアーズ・オブ・ザ・サン(2003)
パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち(2003)
マッチスティック・メン(2003)
ラストサムライ(2003)
恋愛適齢期(2003)
キング・アーサー(2004)
サンダーバード(2004)
シャーク・テイル(2004)
マダガスカル(2005)
バットマン ビギンズ (2005) - ジェームズ・ニュートン・ハワードとの共同制作
ニコラス・ケイジのウェザーマン(2005)
ダ・ヴィンチ・コード(2006)
パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト(2006)
ホリデイ(2006)
パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド(2007)
ザ・シンプソンズ(2007)
カンフー・パンダ(2008) - ジョン・パウエルとの共同制作
ダークナイト(2008) - ジェームズ・ニュートン・ハワードとの共同制作
フロスト×ニクソン(2008)
あの日、欲望の大地で(2008)
マダガスカル2(2008)
天使と悪魔(2009)
恋するベーカリー (2009)
シャーロック・ホームズ(2009)
インセプション(2010)
幸せの始まりは(2010)
メガマインド(2010)
僕が結婚を決めたワケ(2010)
ランゴ(2011)
パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉(2011)
カンフー・パンダ2(2011) - ジョン・パウエルとの共同制作
シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム(2011)
マダガスカル3(2012)
ダークナイト ライジング(2012)
マン・オブ・スティール(2013)
ローン・レンジャー(2013)
12 Years a Slave (2013)
ラッシュ/プライドと友情(2013)
Interstellar (2014)
 







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