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2013年5月31日 (金)

★…「ニウスな夜」第20夜は「知ってる? 日本の農業力」をやりました


 このところお客さんが増えてきたような気がしています。29日、30日にやった「ニウスな夜」第20夜は「知ってる? 日本の農業力」をやりました。日本の農業というと、TPPへの参加で全滅してしまうようなイメージがありますが、調べてみると、これがなかなかの力なのです。

 例えば、農業生産額は、農林水産省の2009年の数字で総額8.5兆円で、中国、米国、インド、ブラジルに次いで世界第5位、先進国の中では米国に次いで第2位の規模です。コストが高いのだから日本の生産額が多いのは当たり前という人もいると思います。しかし、FAO(国際連合食糧農業機関)の統計資料「FAOSTAT」でも、日本は2009年の時点で第9位。先進国の中では英国と並んで、堂々の第6位なのです。一方、生産量でも、ほうれん草3位、イチゴ6位、キュウリ7位、リンゴ14位、ジャガイモ19位にいます。




 もちろん、日本がTPPに参加、関税が撤廃されることで、苦しい立場に追い込まれる分野もあります。砂糖産業、酪農…。そういった分野は、海外の安い製品に太刀打ちできないでしょう。しかし、それはそれ。そうした分野を担ってきた人たちの生活が状況の激変で破壊されないような国の支援は必要ですが、それが農業すべてが凹むということを意味しません。農協は関税の撤廃で、海外産の米が怒濤のようになだれ込んでくる、だから日本の農業が崩壊するという話を撒き散らしていますが、米についても、実際にどこが日本へ輸出攻勢をかけてくるのか、調べれば調べるうちに疑問が沸いてきます。

 輸出してきそうなのは四カ国ですが、世界最大の米の輸出国であるタイは国内での米の買い上げ価格が上がったことで輸出が鈍化。それだけでなく、コシヒカリの生産はタイ国内の消費を賄えていないと伝えられています。また、オーストラリアも灌漑設備の整備にコストが掛かりすぎるということで稲作は敬遠され始めています。米国も国内の需要でていっぱい。残るは中国で、TPP参加が急に浮上してきましたが、実際に加盟できるかどうかは未知数です。それらを考えると、農協の話をおいそれと信じるわけにはいきません。



 関税について言えば、野菜は現状でも3%ほど。花は%つまり、現状でも海外製品と戦っているわけですから、TPPで関税の壁がなくなるということで輸出にも弾みが付きます。しかも、日本の野菜も花も高品質ですから、高価格帯への売り込みが見込めるところも強みです。こういうことが解ってくると、日本の農業はやり方次第で逆に大きく伸びそうという感じです。問題はこれから浮上してくるアイデアの邪魔になっている古い時代の規制を取り除いていくことです。政府の本気度も、それへの取り組みで解ります。

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