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2012年11月 4日 (日)

★…大河「平清盛」重盛の名言にしびれました


 きょうの大河ドラマ「平清盛」、重盛と父・清盛の対決の場面は見せました。

 清盛は、後白河法皇側近による平家打倒のクーデター未遂「鹿ケ谷事件」を収拾する最終局面で、ついに法皇を逮捕、幽閉することを決め、自ら軍を率いて出陣しようとします。そこに重盛が鎧を着けないで平服で現れます。そして、清盛に対して、自分が兵を出して法王を護るとまで言って反発する場面です。

 その後、重盛は慟哭して「忠ならんと欲すれば孝ならず。孝ならんと欲すれな忠ならず。重盛の進退ここにきわまれり」という有名な言葉を吐きます。そして、「自分を斬ってから出陣されよ」と続けて父親を強く諌めるのですが、このシーンの窪田正孝が迫真の演技でとても良かったですね。戦前の教育でよく取り上げられていた場面なので、過去いろいろな役者が演じています。ここまで繊細な重盛像を作り上げてきた
窪田ですが、過去の名演に劣らぬ感動ものだったと思います。

 あの場面で、清盛は鎧の上に赤い僧衣を着ていました。赤という色は平氏のシンボルカラーですから、これは演出でしょうが、清盛が僧衣で鎧を隠したという故事から、後に「うわべは取り繕われていても、本音がちらついて見えること」を意味する「衣の下に鎧がちらつく」という諺が生まれたとされています。

 重盛はこの「鹿ケ谷事件」の2年後に42歳で、しかも父親よりも先に亡くなってしまいます。「平氏に非ずんば人に非ず」と言われた時代の中でも偉ぶらず、周囲の人望が厚かった人物と言われています。彼がもう少し長く生きていれば、その後の平氏の運命もまた違っていたでしょう。

 きのうの第43回「忠と孝のはざまで」が終わり、加藤虎ノ介演じる西光、吉沢悠演じる藤原成親という法皇の側近コンビが画面から消えてしまいました。演技派の二人が消えたのは残念ですが、今回の「平清盛」では、若手役者の健闘が目立っているので、まだまだ目が離せません。

 個人的には重盛役の窪田正孝(24歳)をはじめ、法王役の松田翔太(27歳)、平頼盛役の西島隆弘(26歳)、源頼朝役の岡田将生(23歳)、そして平時忠役の森田剛(33歳)の演義が、大河出演を通じて、一皮も二皮も剥けたような気がしています。

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