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2012年10月10日 (水)

★…きょうのニュース解説 [ 10月10日 ] “世界のディーヴァ”サラ・ブライトマンがなんと宇宙へ!


 モスクワから面白いニュースが飛び込んできました。“世界のディーヴァ”英国のソプラノ歌手サラ・ブライトマンが10日、記者会見して、音楽家として初めて宇宙旅行に挑戦することを明らかにしました。既にこの夏から医学検査を受けるなど準備を進めており、来年1月末から100公演を超える過去最大規模の五大陸ツアーを行った後、ロシアのガガーリン宇宙飛行士訓練センターで6ヵ月訓練。ロシアの有人宇宙船ソユーズに乗り込み、日本人宇宙飛行士の星出彰彦さんが滞在している国際宇宙ステーション(ISS)まで往復するというのです。

 今さら彼女の説明の必要もないかと思いますが、ブライトマンはクラシックとポップスを融合させた独自の音楽スタイルで一世を風靡、「タイム・トゥ・セイ・グッバイ」が全世界で1500万枚以上ヒット、アルバムのセールスとなると3000万枚を超える大物です。日本では1991年のNHK「紅白歌合戦」に出場。NHKでは3年越しのスペシャルドラマ「坂の上の雲の」テーマ曲「Stand Alone」も1年目は彼女が歌っていました。

 生まれは1960年ですから、現在52歳。3歳からバレエを習い始め、子供の頃からミュージカルで活躍。81年に新作ミュージカル「キャッツ(中でも「メモリー」が有名!)」のオーディションでジェミマ役を射止めます。この時、ミュージカルのヒットメーカー、作曲家のアンドリュー・ロイド・ウェッバーと知り合ったことで道が拓けました。二人は84年に結婚。そして、86年に「オペラ座の怪人」でクリスティーヌ役に起用され、その成功でミュージカル界のスターとなりました。その頃のミュージカルの世界では、ロンドン初演後、ニューヨークの“ミュージカルの聖地”ブロードウェイにという流れになっていたのですが、ブロードウェイでの上演時、
クリスティーヌは彼女のための役とウェッバーがその起用を譲らず、俳優協会の反発を押し切った話は有名です。

 しかし、
ウェッバーとは90年に離婚。その後、ソロ・アーティストとしてデビューするのですが、本当の成功はそれからと言った方がいいかもしれませんね。「タイム・トゥ・セイ・グッバイ」などのヒットを連発。アメリカの「ビルボード誌」のダンスチャートとクラシカルチャートで同時1位を獲得した唯一の歌手、五輪でパフォーマンスを2度(1992年のバルセロナと2008年の北京)行った唯一のアーティストと、いくつもの称号を手にすることになりました。現在はユネスコ平和芸術家大使も務めます。

 順調に進めば、打ち上げは15年10月頃になる見通しと報じられています。ISSへ民間人が出掛ける「宇宙旅行」は01年から始まり、彼女が8人目です。今回は、ISSに10日間滞在する予定で(ステーションはなんと日に地球を16周しているんだそうです!)、プロのミュージシャンとして初めて宇宙から地球に歌を届けることに挑戦。また、ユネスコの平和芸術大使という立場から、平和と地球の未来を守るための環境維持開発を訴えると報じられています。記者会見で彼女は、宇宙行きを「夢の結晶」と言っています。ロシア宇宙庁によると、旅費は5000万ドル(約40億円)。やはり、大物は違います。

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